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2018年12月5日水曜日

期待の反動。。

先日購入した二次試験対策本。


技術士第二次試験 合格する技術論文の書き方

ひと通り読んでみましたが・・・。
今後の対策方針を考える参考にはなったけれど、全体としては期待はずれな印象でした。
Amazonのレビューは概ね高評価なんですけどね。。

以下、辛口コメントになりますこと、ご了承ください。


まず、参考になった点

論文作成のポイントが理解できました。
問題文(出題者)の意図を汲み取り、それに沿った論文構成とすることが大事だということですね。

そして、実際に論文のコンテンツを書くには知識の強化が必要で、キーワード学習が重要とのこと。

試験本番までに300個以上のキーワード学習が必要らしい。。
うーん、そんな時間もパワーも無いのが率直な感覚なんですけどね。。。
そう言ってる時点でダメなのかも(汗)

とは言え、マークシート方式の試験ではうろ覚えの知識で対応できても、論文作成となると自分の言葉で説明できるようになるべきですよね。
そういう意味でキーワード学習の重要性は理解できたので、300個とまではいかないまでも、キーワード学習を進めたいなと思いました。


次にガッカリした点

表紙に「2019年度からの新試験制度に対応!」とババーン!と書いてあって、最も期待していたポイントでした。

しかし、肝心の内容は2019年度の試験の概要に関する記載があった以外、新試験制度に特化した内容は無かった認識です。。

現時点で一度も実施されていない新試験の対策について、どこまで踏み込んだ内容になるのか、確かに一抹の不安はあったけれど。。。
新試験制度の概要なんて日本技術士会のHPに掲載されてますからね。。。

著者のこれまでの指導経験・知見に基づき、「新試験制度がこう変わるから、こういう問題の出題が予想される。したがって、こういった対策を進めるべき」といった内容が欲しかったんだけどなぁ。。。


もう1つ期待していたのが「三分割展開法」なる必勝法。
しかし、僕の理解力が乏しいのか、結局よくわかりませんでした。。。

説明の中で、起承転結の話が出たり(え? 4分割??)、具体例(?)では箇条書きの項目が5つあったり(3の数字はいったいどこへ?!)、何をどのように三分割するのかサッパリ理解できなかったです。

具体例がもっと多く掲載されていれば、もう少し理解ができたかもしれないけれど。。。
もっと詳細な内容を知りたければセミナーを受講してね、ということか。。


以上、期待が高かった分、酷評してしまいましたが、キーワード学習の必要性を認識できたのは収穫でした。
その部分については参考にしつつ、自分なりの学習法を試行錯誤しながら確立していきたいと思います。。

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