作成:2018年03月02日
デジタルツインとは
IoTが進展し、多様なモノ・センサーから多様なデータを収集できるようになれば、究極的にはサイバー空間上にフィジカル空間(リアル社会)を完全に再現できるようになります。このように、フィジカル空間とサイバー空間の双方に同じ環境を構築するためのビッグデータを「デジタルツイン」といいます。
デジタルツインが実現すると何が起こるでしょうか。
教科書的によく言われるのは、「製品(例えば車など)の摩耗状況把握や故障予測」とか。
フィジカル空間での使用・利用状況をセンサーを介してリアルタイムに収集し、収集データを用いてサイバー空間上にフィジカル空間を再現。
サイバー空間上でフィジカル空間の動きを予測し(シミュレーションし)、その結果をフィジカル空間(製品やサービス)にフィードバックする・・・。
拡張現実(AR)も、デジタルツインの仕組みの1つと言えます。
デジタルツインを実現するための課題
デジタルツイン、すなわちサイバー空間上にフィジカル空間を完全再現するためには、大量のセンサー情報をリアルタイムに収集可能とする必要があります。IoTに関する技術的課題とほぼ同じになる気もしますが、通信技術および情報セキュリティの観点で考えていきたいと思います。
ん〜、なんだか技術士っぽくなってきたかな?(笑)
しかし、力尽きたので一旦ここまで。肝心なところで失速。。。