2019年10月26日作成
セキュリティと聞くと、少なくとも僕は「情報セキュリティ」や「サイバーセキュリティ」をイメージしてしまうのですが、CISSPでは「物理的セキュリティ」に関する知識も必要となります。。。スプリンクラー
スプリンクラーの主な種類として、湿式(Wet Pipe)、乾式(Dry Pipe)、予作動式(Preaction)、放水型(Deluge?)があります。Wet PipeやDry Pipeは、その名前のとおり、配管内に予め水または空気で充たされているタイプです。
火災検知時に即座に放水するWet PipeやDry Pipeと異なり、Preactionは2段階で動作します。
Preactionは、通常は配管内は空気で充たされていますが、1段階目として火災感知器の作動をトリガーとして配管内に水を充填します。2段階目としてスプリンクラーヘッドが熱を感知すると放水を開始します。
2段階とすることにより、スプリンクラーヘッドの誤作動による水損を防ぐことができます。
そのため、Preaction方式は、データセンター向けのシステムと言えますね。